はしもとしょくどう@こうちけんすさきし なべやきらーめん ふ
~強烈な親鳥スープにノックアウト、須崎名物鍋焼きラーメン~
高知市内のひろめ市場で高知県の味をしっかり楽しんでいるときに、「須崎鍋焼きラーメン」なるパンフレットを発見、須崎市という高知市よりも西の地にあるというそのラーメン、とても気になったので寄っててみることにした。
ちなみに須崎市の形は龍の頭を逆さまにした格好となっており、結構かっこ良いのだ。
鍋焼きラーメンの歴史や由来などの説明は須崎鍋焼きラーメン公式ページに譲ることにして、早速専門店の「橋本食堂」にお邪魔しよう。
開店時間とほぼ同時に到着し、駐車場には一台も車が止まっていなかったが店の中には既に数グループのお客さんがラーメンを待っている。
店員はおばちゃん主体で構成されており、あるおばちゃんは麺をより分け、あるおばちゃんは接客、あるおばちゃんは土鍋を見ているといった具合だ。
メニューはごっつシンプル。ごちゃごちゃと品数を並べたてる店よりも、このようなメニュー構成の店のほうが期待できるのだ、なんてったってコレしか選べないんだからね。で、「なべ焼ラーメン 普」を注文した。
あんまりこのようなのは好きではないのだが、須崎名物「鍋焼きラーメン」には7つの定義があるので紹介しよう。
- スープは、親鳥の鶏がら醤油ベースであること
- 麺は、細麺ストレートで少し硬めに提供されること
- 具は、親鳥の肉・ねぎ・生卵・ちくわ(すまき)などであること
- 器は、土鍋(ホーロー、鉄鍋)であること
- スープが沸騰した状態で提供されること
- たくわん(古漬けで酸味のあるものがベスト)が提供されること
- 全てに「おもてなしの心」を込めること
以上、若干曖昧な定義であるが、須崎市以外でも須崎名物「鍋焼きラーメン」を名乗ることが可能なのが良い。そして一番重要なのは7番目の定義であることは疑う余地がない。
鍋焼きラーメンが供される前に蓮華と、定義6のたくわんが配膳される。たくわんにはまだ手を出さずに指を加えてじっと待つ。
待つこと12分、登場しました土鍋さん。名古屋某所と同じで土鍋本体は古めかしいが鍋ぶたが真新しい。やはり鍋ぶたは土鍋本体よりも壊れやすいのか?適当に造っているだけなのか?知っている人が入れば誰か教えてください。
蓋を開けてご対面ーん。ネギにちくわに生卵、うーん定義通りじゃないですか、感心感心。麺は煮込んでも煮崩れないように、やたらに「かん水」を多く使用した硬くて黄色い麺。それじゃ、頂きます。
なんじゃぁーーーーーあぁ?この力強い鶏の味付けは!!!
そこらの鶏がらスープが白湯に感じるくらいの超濃厚鶏出汁スープが、かなり塩辛い味付けで味蕾をガンガン刺激してくる。これが固めの麺に絡んで口から胃袋へ襲いかかる。地元の人と思しき方々はラーメン、ライス、ラーメン、ライス、たくあん、と三角ベース食べをしていたがなるほど、よくわかる。味付けが濃くて、辛めなのでご飯がよく合うのだ。そんなわけで、
「ごはん 小」を追加、麺は勢いで食べてしまったので、おじや風に土鍋にぶち込む。これがまたたまらんのですよ。鶏の旨みがたっぷり出たスープが米粒の間に入り込み、白米との絶妙なハーモニーを奏でる、あぁ、うぅ旨すぎる。普にしたのが悔やまれる、せめて大にしておけばよかった・・・。
土鍋はもう何年使ってるんだ?外側洗ってないだろう、と言わんばかりに焦げ付いている。山本屋本店にも負けていない貫禄の土鍋だ。
実はこの鶏出汁は親鳥を使用した特有のコクなのだが、このときはまだ親鳥などというものの存在を知らなかった。会計時に「このへんの鶏なんですか?」なんて質問をしていたくらいだ。この親鳥スープにこの後、何度か出くわすことになるのだが、それはその時のお楽しみに。
須崎商工会議所は地域活性化、町おこし的に「鍋焼きラーメン」をPR中とのこと、B級グルメやご当地グルメが流行する中「鍋焼きラーメン」もブームに乗ればかなり知名度を上げることができるだろう。
須崎名物「鍋焼きラーメン」は一度衰退した時期があったが、熱狂的なファンの後押しもあり復活した。「橋本食堂」も常連客と思しき人でいっぱいだった。やはりご当地グルメが全国に名を馳せるための必要条件のひとつは、地元に愛されることだな、と深くかみしめたのであった。
橋本食堂
住所__:高知県須崎市横町4-19
電話番号:0889-42-2201
定休日_:日曜日・祝日
営業時間:11:00~15:00
駐車場_:有り
評価__:★★★★★
訪問日_:2009/4/23
高知須崎鍋焼きラーメン専門店「橋本食堂」(4人前・スープ付) 【ご当地ラーメン】 
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