あんぷくてい@にいがたけんながおかし らーめん おおもり / らーめん
~勝手に命名 燕三条系ラーメンではなくて「県央ラーメン」~
某ラーメン王が新潟のラーメンを4つに分類して、その内容に甚だ違和感があるとここに書いたが、今日は時間があるので、その辺についてつらつら書いてみようと思う。
まず某氏の分類で表記するが、それぞれの代表店を示すと。
長岡流生姜醤油ラーメン:これは間違い無く「青島食堂」
巻町流割りスープ付き味噌ラーメン:これも間違い無く「こまどり」
新潟流アッサリ醤油ラーメン:諸説紛紛かもしれないが「三吉屋」
燕三条流背脂ラーメン:これが難しい
「福来亭」としたいところだが本家が閉店してしまった。
老舗であり、某大食い選手権などのTV番組で取り上げられるなどしたため、今は「杭州飯店」とする向きが大勢を占めるが、接客その他に問題があるため個人的には代表店とは認められない。
ではどこなのか?と、
その答えの一つに、今回ご紹介する「安福亭」を持ってこよう。
代表店の選考は「安福亭」を紹介する振りも兼ねていたが、次は新潟四大ラーメンの名称について検討してみよう。
まず、某氏の命名した名称は世間一般ではあまり使用されていない。もちろん分類したことに意義がありその点に敬意を表するが、とにかく長ったらしいので使いにくい。Wikipediaに登録されている名称が一般的だとすると対応は次のようになる。
長岡流生姜醤油ラーメン:長岡系ラーメン
巻町流割りスープ付き味噌ラーメン:新潟濃厚味噌ラーメン
新潟流アッサリ醤油ラーメン:新潟あっさり系ラーメン
燕三条流背脂ラーメン:燕三条系ラーメン
それでもまだ長ったらしい、しかも突込みどころ満載。
長くなるので一休みしよう。
つい最近移転したばかりで真新しい暖簾と入り口。
一般的なご当地ラーメンは「札幌ラーメン」、「喜多方ラーメン」、「博多ラーメン」のように「地域名称」+「ラーメン」と成っていることが多い。
なぜ新潟のラーメンにだけ「系」が付くのだ?付けるだけ無駄ではないのか?要するに「長岡ラーメン」で良いのではないのかということだ。
「系」が付くのは「家系ラーメン」だけで十分、むしろ彼らの専売特許だ。
もう一つ、細かいことだが「新潟○○ラーメン」とすると新潟県なのか新潟市なのか判断が付かないということだ。まあこれは、のちの伏線なので置いておこう。
こちらがメニュー、旧店舗の物を使用している。気をつけたいのは大盛は老麺のみ、その他のメニューはすべて普通盛のみである。
名称でも一番問題があるのが「燕三条系ラーメン」。
実は燕市と三条市はあまり仲がよろしくない。仲が良くないのは市民なのか政治家なのか、またはその両方なのかは分からないが、田中角栄が引いてくれた関越道や上越新幹線でも揉めた経緯がある。
駅は「燕三条駅」、ちなみに三条市内にある。
インターチェンジは「三条燕インターチェンジ」、どちらかというと燕市側にある。
このようなパワーバランスで均衡を保っているところに、突然ラーメン界が「燕三条系ラーメン」を持ってくると、もう一つ「三条燕○○」を用意しなければいけなくなる。
もちろん「福来亭」や「杭州飯店」が燕市にある(あった)ので、「燕三条系ラーメン」とするのも間違いではないのだが、やはりここは紛争の種を蒔くべきではない。
そこで提案したいのが「燕三条系ラーメン」の別名。
新店舗になり厨房も広くなって作業の効率化を図っている、客席数も2倍程度に増えたがきちんと客を捌けている。
燕市や三条市は新潟県の中央に位置しており、一帯は県央と呼ばれている。そこで!「地域名称」+「ラーメン」の命名規則に則り「燕三条系ラーメン」は
県央ラーメン
でお願いします。
餃子のタレ意外にも「ラーメンのタレ」らしきものがある。使ったことがないので次回試してみよう。
それともう一つ、ここと冒頭で「新潟四大ラーメン」という分類を聞いたときは、甚だ違和感がある旨お伝えしたが、その理由が「新潟あっさり系ラーメン」と「燕三条系ラーメン」は地域に根ざして、かなりの店舗でそれが提供されているが、
長岡系ラーメン=青島食堂
新潟濃厚味噌ラーメン=こまどり
と、上記2つはかなり固有名詞に近い。
まあここでも述べたとおり最近は違和感がなくなりつつある。というのもインスパイア系または、乗じり系の店が増えて提供店舗数がかなり増えてきたからだ。
しかし、新潟を代表するラーメンは大きくは「新潟あっさり系ラーメン」と「燕三条系ラーメン」なのだ。
そこで提案したいのが「新潟あっさり系ラーメン」の別名。
こちらは入れ放題、食べ放題の長ネギ、輪切りと千切りの2種類が用意されている。ちなみに「燕三条系ラーメン」では玉ねぎのみじん切りを乗せる店が多い。
新潟県を代表するラーメンの一つであり、その中心地、新潟市に根ざしているので「地域名称」+「ラーメン」の命名規則に則り「新潟あっさり系ラーメン」は
新潟ラーメン
でお願いします。
エントリーが恐ろしく長くなってしまっているが、「老麺 大盛」が登場したのは食券を渡してから7,8分後。
そして見てください、この旨そうな背脂を。ちなみにこれはノーマルだが「脂入り」で注文するとチャーシュウに雪が積もったかの如く背脂が振りかけられて登場する。いずれご紹介しよう。
ご当地ラーメンの命名規則については既に触れたが、名称にラーメンの特徴が表れているものは寡聞にして知らない。とは大げさだが「富山ブラック」や「味噌カレー牛乳ラーメン」くらいだろう。
「新潟四大ラーメン」の、もう一つ名称に問題があるとすれば「新潟濃厚味噌ラーメン」だ。
「こまどり本店」のある巻町が、平成の大合併で新潟市に編入されてしまったため、新潟の冠が付いているのだろう。最近は濃厚味噌ラーメンの提供店が北上傾向していることも鑑みて、また命名規則を適用して「新潟濃厚味噌ラーメン」は
下越ラーメン
でお願いします。
こちらは連れのオーダーした「老麺」。普通盛りでもかなり量が多いので、健啖家でなければこちらで十分だ。
麺は太麺でもちもち、スープが煮干ベース+背脂で
(´゚∀゚`)キタコレ 激旨
最後の「長岡系ラーメン」は前述のとおり「長岡ラーメン」でいいと思う。少しひねった名称であれば
中越ラーメン
でもいい。
大盛と普通盛りの比較。見た目はそれほど大差はないが、大盛をスープまで完飲するとかなりストマックキャパシティを消費する。
さて、かなりの紙幅、Web-bitを消費して「新潟四大ラーメン」について書いたがこれで終わり。最後にまとめておこう。
中越ラーメン←長岡流生姜醤油ラーメン:長岡系ラーメン
下越ラーメン←巻町流割りスープ付き味噌ラーメン:新潟濃厚味噌ラーメン
新潟ラーメン←新潟流アッサリ醤油ラーメン:新潟あっさり系ラーメン
県央ラーメン←燕三条流背脂ラーメン:燕三条系ラーメン
となるのでよろしくです。
最近良く目にする五角形で先端に螺旋状の3本線が入った滑りにくい箸。舌触りが良くないのであまり好きじゃない。
そういえば、いつもチャーシュウはロースだったが、なぜかバラ肉が混ざっていた。変えたのかな?
麺も一昔前、2年くらい前からだろうか、わずかに細くなった。湯で時間、すなわち提供時間短縮のためだろうか、ちと残念。
色も昔は灰分の多い、地粉のような灰色がかった麺だったが、等級を上げたのか、はたまた輸入小麦になったのかは知らないが、とにかく黄みがかった麺になった。ワイルドさが少なくなった。
長くなった駄文をここまで読んで頂き、ありがとうございました。
冒頭の提案は「県央ラーメン」の代表店を「安福亭」とする。ということだったが、燕市にも三条市にもなく、もちろん県央にない店を代表店とするにはいささか無理があったかも。
しかし全国のラーメンファンの皆様におかれましては「県央ラーメン」を試す際には「安福亭」イチオシですぞ。
安福亭
住所__:新潟県長岡市柏町1-2-18
電話番号:0258-33-3751
定休日_:月曜日、第3日曜日
営業時間:11:00~20:30
駐車場_:有り
評価__:★★★★★
訪問日_:2011/1/8
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